- 人も動物
昔から動物も人間も特に哺乳類の場合はたいして構造が変わるわけではないので動物への鍼灸(はり・きゅう・マッサージ)治療が行われていました。父(前の院長)は数々の有名な競馬馬を生み出した千葉県三里塚で開業していた頃は人間より家畜を診ていたことが多かったこともあると言っていました。それほど大事にされているということですね。
本業はあくまでも人間ですが、問合せや治療について知りたいという希望が多くあります。日本で動物に鍼をしているところが少ないようですので、今まで経験した動物の治療を簡単にご紹介させていただきます。また、自宅でできるセルフマッサージの指導のようなものもしています。
動物の種類と病気(障害)の種類と程度によっては大変効果的だと思いますが、鍼治療は獣医師法に触れますので当院では完全予約制で、治療を行う時は獣医さんをお呼びし担当いただきます。
獣医さんの都合がつく場合だけ診療させていただきますので、獣医さんの手配がつかない場合はお断りします。まずはお問い合わせ下さい。
- 場所:酒井はり灸院に隣接した治療室→
最初ははり灸院の待合室で行っていたのですが、動物の毛に反応するアレルギーの方も多くご迷惑がかかるので、隣の空き部屋(車庫だったところ)を改築して今は動物専用の治療室にしています。
- 診療日:完全予約
フォームまたはメールで連絡ください。
診療時間外個別対応で院長と研修中の獣医さんとで治療計画を練り、獣医さんが治療を担当しています。
| 治療費目安 |
| 初診料 |
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1,000円 |
| 鍼灸治療 |
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5,000円 |
- はじめに
以下でご紹介しているのは自宅の飼い猫や、獣医師の先生と共同で診療に当たったものです。出来るからといって鍼灸の免許や人間の病気の知識しかない鍼灸師が単独で安易に動物へ治療するのは危険ですからやめてください。また治療費をいただかないからといって鍼灸師単独でペットへの鍼灸治療はできません。
| 我が家の飼い猫への治療 |
子供が拾ってきたこの子はキシンという名前の猫で、たぶん原因は交通事故だと思うのですが、前後足を完全に骨折しており獣医さんでは手術を薦められ、完全に直る確率は低いと告げられました。
そして、あまりにも小さかったため迷いましたがテーピングと鍼治療で治すことにしました。当初獣医さんにはテーピングにしても最低3週間は必要と言われましたが、鍼治療と併用することで12日で骨がつながり、今は元気に10mもある崖を上ったり木の上から飛び降りたりしています。
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| 富里七栄の下半身麻痺のワンちゃん |
12年(人で64歳相当?)オス。レントゲン検査では椎間板に特に異常は見受けられなかったが、前立腺肥大が発見されたのでその治療も合わせて行われているとのこと。
腰痛を主訴とし、腰椎と仙椎の変性疾患で、椎間板ヘルニアの診断がくだりステロイドと鎮痛剤が投与されるが症状の改善はない。
最近特に腰痛の症状が悪化し、寝てばかりでおしっこと緩い便が垂れ流し状態。起立時に泣き叫ぶのと排便時非常に苦しがるとのこと。体重が2.5Kg減少している。
成田市内の獣医師の先生と来られて、先生と相談しながら治療を行いました。内容は腰椎と仙椎にかけて両側への刺鍼と通電および超音波による治療。一診目で立ち上がり時の痛みが緩和してきたような感じがあり、排便時も鳴いて苦しそうなことは無くなったとのこと。二診目以降、両後ろ足の冷たさが取れる・・・が、下半身の麻痺は相変わらずで膀胱直腸障害もあるので自宅施灸。残念ながらこの子は7月22日に亡くなっています。でも、少し楽になったのではないかということと最後まで何かしてあげられたということが唯一の救いかと思います。 |
| 高熱によると思われる原因で下半身麻痺に鍼通電と自宅施灸にて治療 |
麻痺は下半身だけなので、元気すぎて引きずって歩くので、すっかりお尻の皮が磨り減ってしまったワンちゃん。治療開始していくらか元気になるも麻痺は思うように回復せず。車椅子を自作されてリハビリ中。 |
| 1回の治療で麻痺が回復したミニチュアダックス |
柏から来られたこの子は獣医師さんからの「病状経過報告書」によれば、
犬種 ミニチュアダックスフント
生年月日 平成12年12月25日 性別 去勢済みオス
病状経過 平成18年2月25日 お腹を触ると嫌がるとの主訴で来院。各種神経反射は正常で、第4腰椎の右側で痛み出現。レントゲン上では顕著な変化は認められなかったが、椎間板疾患を疑いステロイドの内服と安静指示。
同日夜間 歩いていたら急にキヤンと鳴いて後肢を引きずるとの主訴で来院。
その時点で両後肢のCPが消失。DPは正常。椎間板疾患の増悪を疑い注射治療を開始。
2月26日 状況はあまり変わらず。排尿は自力で可能であった。安静指示と注射治療続行(ステロイド・ビタミンB・抗生剤他)、この日からレーザー照射を開始。
2月27日 下痢便が出た。神経反射は変わらず。改善が乏しいので東京大学外科の予約を入れたが、4月10日であった。止寓薬を追加。
2月28日 左後肢のCPが少し回復してきた。DP・跳躍・踏み直り・膝蓋腱反射は左後肢正常、右後肢はCP・跳躍反射は消失。
飼い主様の希望により針治療を開始。(腎ゆ)以後同様治療を行っている。
3月4日現在、左後肢のCPは回復しており、あと1週間は治療継続する予定である。
というご報告を受け当院で鍼治療開始。来院時は両足を引きずっていた。
1回目の治療の直後、左右下肢のCP回復。自立歩行が可能になる。
2回目に来院された時は、既に立ち上がれるので押さえつけるのに苦労するほどの回復。その後も順調に回復するが、両膝の障害(不安定性)があり、4診目から膝関節の治療を開始。安定してきたので手術をするかどうか思案中で治療を継続していましたら、今ではすっかり筋肉が付き安定・回復しました。たまに予防を兼ねて様子を見せに来てくださるのですが、駐車場で車から降りると脱兎のごとく玄関に飛び込んできます。 |
その後の症例報告
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- 獣医師の先生方へ
お近くで開業されている獣医師の先生お力をお貸しください。このページを見て全国からお問い合わせが多く、遠い場合お断りしているのですが、鍼治療が有効な場合が多く、飼い主様の気持ちが分かるだけにお役に立てないことが心苦しいのです。
近くで鍼治療をされている動物病院があれば、問い合わせがあった時には、そちらにご紹介させていただきたいと考えています。
多くの方が希望されているにも関わらず、治療を受けられる動物病院が非常に少ないようです。ご協力いただける獣医師の先生がいらっしゃいましたら連絡をお待ち申し上げております。
(鍼灸師単独のお申し出は治療が行えませんので基本的にお断りしています)

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当院では『盲導犬協会』の募金箱が置いてあります。 私には全盲の友人も多数おりますし、患者さんで中途失明された方もおり、盲導犬不足で皆さん大変困っている実情を知ることとなり、何か協力できることがあればと設置し毎月寄付をしております。
是非 ご協力を m(_ _)m
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